2008年5月29日木曜日

五月終盤

五月もあっという間に終わりに近づいてきた。作業、準備、その他できるだけ進めたい。
最近英語の勉強を兼ねてAFN(アメリカ軍のラジオ放送)を聞きながら作業をしている。
大統領選挙に向けて色々話している。向こうはよく、司会者がリスナーからの電話やり取りで分が悪くなると一方的に話を切ってしまったりしてるのが特徴的。

先日元職場の方からお土産でプラド美術館の図録とピカソ美術館の図録等を頂いた。とても参考になる。いつか行って見たい。と言うよりメトロポリタンやルーヴル等大きな美術館の近くに住みたい。

2008年5月26日月曜日

ユーロ

海外へ行くと日本円を現地の通貨に両替しなければいけない。クレジットカードで払えるところはそれでいいが、現地の両替屋だと手数料が高い。今1ユーロ160円位だが、四、五年前は130円位だった気がする。ドルは上がったり下がったりだが、ユーロは下がらない。
外国へ行くようになってから為替も気にするようになった。海外の国の状態もそうだが、日本の経済状態でも変わる。
といっても、あんまりそういう金融関係は興味は無いが、先日7月に受ける学校の授業料を(この学校はドル立て)払うのを円高になるまで様子を見ていたら、学校からEメールで催促が来てしまい、次の日振り込んだ。あんまり損したとか得したとか思いたくない。


家の雨漏り。修理した筈が再び先日の雨で天井裏に水滴の音がした。また修理の人が来ることとなった。

2008年5月24日土曜日

運動

日中河川敷で練習試合があった。一得点したが、体のキレは無かった。運動不足。
自宅に帰った後は製作を続行。体の疲れと絵を描く疲れは別なので逆に調子がいい時は運動をした後であったりもする。調子が悪くなりやすいのは飲んだ次の日。頭に幕がかかったようになり筆が鈍くなってしまう。

再来月に向けての準備。とりあえず飛行機の手配、宿泊場所確保、授業の手続きを終えた。授業料画材代は節約できないが、今回もサボテンのような生活になりそう。それはそれで今しか味わえないので楽しいところ。

2008年5月20日火曜日

オリーブの木

ある人が「この色を出せる画家は殆ど居ない」と言っていた程、なんとも言えない地中海式気候の土地の景色に溶け込んだ色。下手に混色して描いても不自然な感じになってしまう。上手く行ったかは分からないが自分も風景で何度か描いたことがある。
今日は風が強い。遠くの木々が風にあおられて葉がみんな裏をむいた瞬間、色がオリーブの木になった。つまり他の木でも裏向きの葉の光の集まりを遠くから見ればオリーブに近いような色に見えるということ。実際の木も近づいて見るとやはり葉がすべて裏向きになって生えている。


話は変わって、7月中イタリアに行くこととした。フィレンツェにある絵画学校でサマースクールを取る為。旅行ではないので日々地味で大変なことが多いのは毎回のことだが、異文化同士の刺激を受け日本で小じんまりまとまろうとする感覚を修正したい。

オリーブの木ももう一度描こうと思う。

2008年5月17日土曜日

寄り道



高尾駅から自宅への途中に小さな山がある。そこにある神社の裏から上へ登る道を発見。行って見た。
てっ ぺんへは直ぐに登れるような簡単な山だが、そこからの景色はとてもよかった。ここは初沢城跡ということで、昔城があったらしい。近くに八王子城跡もある。 高尾山は右の木の葉に隠れた辺り。一歩外れた場所に行くとこういう所へいける。南口は土地の起伏が多く普通の道でも上ったり下りたりが多い。

これだけ見ると自分が山奥に住んでいるように思われるが、JR高尾駅南口周辺はダイエーや大きなイトーヨーカドーもあるのでそんなに田舎ではない。ただ、以前23区内に住む同僚に「一番大きいのがイトーヨーカドーであるから田舎だ。」と言われたことがあった。

2008年5月13日火曜日

次作へ

以前家の中に生えてきたきのこの写真を紹介する。別に家を汚くしているわけではないけれど、築30年となると木が(特に風呂場)悪くなってくる。そこに菌糸が入って生えてきたのだと思う。たぶんシメジ。食べはしなかった。
今は絵用のアクリルメディウムで補修してしまった。

明日は撮影だがあいにく雨の予報。知り合いに撮影用のカメラを貸してもらった。キャノンのD40という機種で写りがいい。試していたら欲しくなってしまった。が、今は手が出ない。


2008年5月12日月曜日

野生

以前家の中に生えてきたきのこの写真を紹介する。別に家を汚くしているわけではないけれど、築30年となると木が(特に風呂場)悪くなってくる。そこに菌糸が入って生えてきたのだと思う。たぶんシメジ。食べはしなかった。
今は絵用のアクリルメディウムで補修してしまった。

明日は撮影だがあいにく雨の予報。知り合いに撮影用のカメラを貸してもらった。キャノンのD40という機種で写りがいい。試していたら欲しくなってしまった。が、今は手が出ない。

2008年5月8日木曜日

写実と細密さ

今度モデル撮影の場所を近くのカフェTOUMAIに提供してもらうため話をしに行った。以前も書いた雰囲気のあるお店。ネコが多い。オーナーの人の本を読むと面白い。世界各地を飛び回っている。

人 物画がほぼ仕上がった。写真は手の部分。自分は「細かさ」より色の表現とその印象を大事にしていきたいと思っている。時間をかけて描けば描くほど終わりが 無く詰まっていく。高畑勲監督が著書「映画を作りながら考えたこと」の中で「細部まで書き込んだ結果魅力を失ってしまうことがある。ラフにかかれたものが非 常に生き生きとしていることがあり、線一本(アニメーション)でかかれたものより人の想像力は働く。」と言っていた。
これに似たことも教わったことがある。絵でも画面全体全て描き込まれていると見る人の入り込む余地が無くなってしまう。今はまだできていないけれど、絵画にできることは自分の手でそれをコントロールして表現することだと思う。

写真から描いた作品は、写真を撮った時点でその作品はほぼ完成している。また、写真にはカメラメーカがレンズが捉えた光からの映像表現に手を加えているので、カメラメーカーのエンジニアとの合作と言えるのかもしれない。
実物の情報量は時間を含め写真とは比べ物にならず、五感を総動員して対象を汲み取らなければ絵にできない。つまり描く景色・対象を目にしただけでは作品はまだ全く出来ていないことになる。

2008年5月6日火曜日

小さいやつ



外から戻ってくるとこの季節、時々服にこういうのがくっついてくる。普段どこ歩いているのかというところだが。
嫌いな人はパニックにもなるらしい。
何のためにやっているのか分からないが、この小さなやつは木の上から自分のはいた糸でただぶら下がっている。小さいときはこの糸を途中から持って、虫が空中に浮いているみたいな遊びをしていた。

今日は久々の快晴。日中はサッカーがあったので多摩川沿いのグラウンドで練習。カラッとしていて気持ちよかった。製作で凝った体がほぐれた。
これから製作の続きをやろうと思う。一点は完成に近い。後は入荷したと絵の先生から先日連絡のあったネイプルスイエローも使って仕上げてみたい。




2008年5月5日月曜日

理科の話

前回関係ないとは言ったが、ゴールデンウィークなのに曇りや雨が多い。自然光で絵を描く時、曇りと晴れでは光の量が全然違う。
人の目はカメラのかなり性能のいい高いレンズと同じ位らしい。曇っていても晴れていても物の色や明るさを常に良い具合に調節して映している。
目 の性能で言ったら鳥はかなりいいと思う。視力は人の数倍あるし、色を見分ける能力は相当ある。だからオスはきれいな色彩でいるのだと思う。しかし、鳥目と 言うように鳥は暗いところを見る能力は弱い。ネコは色があんまり見えていないが、かなり暗いところでも見ることができると聞いたことがある。
あと は昆虫。ハチの実験なんかでもよくやっているが、ハチは花の蜜をとるために色を見れる範囲が人間より広いらしい。人は紫より外は黒にしか見えないが、ハチ は紫外線の範囲まで見れる。だから普段自分たちが見ている紫一色のパンジーとかもハチにはもっと違った模様で見えているらしい。
と言うことで、いろんな生き物の目の能力があったらどういった絵が描けるだろうかと考えたりする。

2008年5月3日土曜日

仕事の道具

支持体=キャンバスは絵を描くための土台となり大事なもの。昔はそれとなく適当なものを使っていた。道具にあんまりこだわりが無い方なので、それで描きにくいときもあったがあまり気にしていなかった。
それでも描く数か増えると次第にどの支持体が自分に向いているかが分かってくる。風景人物静物とそのサイズによって大体何がいいのか決まってきたような気がする。
いま描いている自分で作った支持体は描きにくく失敗。

園芸

半強制的にバラを苗から育てることとなる。くれた本人は大丈夫簡単だからと言っていたが。肥料や枝切りなどバラは大変と聞く。ちゃんといっぱしの花が咲くようにしないといけない。
花は絵描きの腕(表現の)が出るモチーフだと思う。静物の中の人物画。難しいと言うか独特の物だ。

2008年5月1日木曜日

往復

用事があり埼玉の実家へ、途中途中で色々な用事も済ませていった。三鷹にある元職場にも寄って久しぶりに色々な人達に会った。元気そうだった。自分の持ち 場へ顔を出すと丁度片付け時だったので何故か手伝ってしまった。緑が多くなっていたのと、少しその場所が昔より小さくなったように感じた。