引越しの準備での話。
本日は重たい物ランキング上位に入る「本」の荷詰めである。
本棚の上段から始める。
文庫本の収まりはとてもよく、二列×二段でピッタリと隙間なく段ボール箱に入る(箱はそれを基準に出来ているのかもしれないが)。単行本や大型本などもある程度サイズは決まっているので工夫すれば重ねて段ボール内に隙間なく収めることが出来る。
ところが絵本はそういかない。
子どもたちの絵本の段に入った途端それまでのペースが狂い始める。
絵本は皆それぞれ様々な四角形・大きさで作られていて、どれを束ねてもピッタリ収まらず隙間だらけになってしまう。
「まったくなんて自由なんだ!」と、いら立ちと同時に絵本製本の型にはまらない子どもの様な奔放さに感心さえしてしまった。
本も大人向けになるにつれて形は一律になって整頓されやすくなっていくのだななどと思った。
荷物整理はまだ先が長い。