先月初旬から中旬にかけて紅葉は深みを増して、地域は彩り豊かになった。
そして早くもその月の後半に雪が積もった。
朝日を浴びて煌く木々は寒さの中に美しさを見せてくれる。
本格的な降雪はもう少し先で、日中には全て溶けてしまった。
もう少し積もるようになったらしっかりとした防寒をして描いてみたい。
小学校になった長男もこれから雪の中登下校となる。
2017年11月4日土曜日
2017年11月3日金曜日
2017年11月1日水曜日
2017年9月4日月曜日
2017年9月3日日曜日
2017年9月2日土曜日
九州へ
九州地方を描くため車で周ることとした。
自宅のある安曇野から大阪港まで高速を使い、そこからフェリーで北九州へと向かう。時間はかかったが今回は荷物も多いことからこの方法にした。
到着後、先ずは福岡県博多にある陸続きの志賀島にある「志賀海神社」へと向かった。 ここを訪れた理由は、自分の現在住んでいる場所と関係がある為である。
志賀島は海洋民族「阿曇族(安曇族)」の発祥の地であり、日本各地にその名残の地名は多く、信州「安曇野」もその阿曇族が移動の末定住した場所としてその名が付いる。山間にある安曇野から遠く離れた志賀島とは一体どのような所なのか、という事で今回訪れることとした。
博多の街の向いに位置する島は、山を背に海を臨む緑豊かなとても良い場所であった。
神社の人にお話を伺い色々と教えてもらう事も出来た。その方の旧姓も「阿曇」と言うらしい。
自宅のある安曇野から大阪港まで高速を使い、そこからフェリーで北九州へと向かう。時間はかかったが今回は荷物も多いことからこの方法にした。
到着後、先ずは福岡県博多にある陸続きの志賀島にある「志賀海神社」へと向かった。 ここを訪れた理由は、自分の現在住んでいる場所と関係がある為である。
志賀島は海洋民族「阿曇族(安曇族)」の発祥の地であり、日本各地にその名残の地名は多く、信州「安曇野」もその阿曇族が移動の末定住した場所としてその名が付いる。山間にある安曇野から遠く離れた志賀島とは一体どのような所なのか、という事で今回訪れることとした。
神社の人にお話を伺い色々と教えてもらう事も出来た。その方の旧姓も「阿曇」と言うらしい。
ラベル:
Japan
2017年8月18日金曜日
夏
今年の夏は晴れが少ない。
安曇野も同様でどうも夏らしくない八月である。
束の間の日差しがあると、辺りは緑が鮮やかに湧き立ち、水が輝いている。
先日は湧水群のとある場所を訪れた。水は冷たく飲んで(大丈夫かは分からないが)もおいしかった。 日差しは標高が高いので強め。
現在新アトリエの整備をしており、仮として使っている場所はとても狭く引っ越す前と変わらない状況である。早くアトリエを移したいと思っているが、その為にはやらなければならないことが沢山ありもどかしい気持ちである。
安曇野も同様でどうも夏らしくない八月である。
束の間の日差しがあると、辺りは緑が鮮やかに湧き立ち、水が輝いている。
先日は湧水群のとある場所を訪れた。水は冷たく飲んで(大丈夫かは分からないが)もおいしかった。 日差しは標高が高いので強め。
2017年6月30日金曜日
新居
安曇野の新居が完成し入居となった。
住むイメージを想像し、出来る限り自分たちの生活に合わせた設計を元に、紆余曲折し二年越しで完成となった。
ただ家に住むと言うものは希望通りに作ったとしてもなかなか直ぐに身体に馴染むものではないようで、自分たちも家や周りの環境に合わせて少しずつ変わっていくようだ。小さな鉢に植わっていた植物を大きな鉢に植え替えても、直ぐに根を広げ枝葉が成長出来るわけではないように。
住むイメージを想像し、出来る限り自分たちの生活に合わせた設計を元に、紆余曲折し二年越しで完成となった。
ただ家に住むと言うものは希望通りに作ったとしてもなかなか直ぐに身体に馴染むものではないようで、自分たちも家や周りの環境に合わせて少しずつ変わっていくようだ。小さな鉢に植わっていた植物を大きな鉢に植え替えても、直ぐに根を広げ枝葉が成長出来るわけではないように。
2017年6月27日火曜日
2017年5月28日日曜日
2017年5月15日月曜日
2017年5月14日日曜日
2017年3月20日月曜日
型にはまらない
引越しの準備での話。
本日は重たい物ランキング上位に入る「本」の荷詰めである。
本棚の上段から始める。
文庫本の収まりはとてもよく、二列×二段でピッタリと隙間なく段ボール箱に入る(箱はそれを基準に出来ているのかもしれないが)。単行本や大型本などもある程度サイズは決まっているので工夫すれば重ねて段ボール内に隙間なく収めることが出来る。
ところが絵本はそういかない。
子どもたちの絵本の段に入った途端それまでのペースが狂い始める。
絵本は皆それぞれ様々な四角形・大きさで作られていて、どれを束ねてもピッタリ収まらず隙間だらけになってしまう。
「まったくなんて自由なんだ!」と、いら立ちと同時に絵本製本の型にはまらない子どもの様な奔放さに感心さえしてしまった。
本も大人向けになるにつれて形は一律になって整頓されやすくなっていくのだななどと思った。
荷物整理はまだ先が長い。
本日は重たい物ランキング上位に入る「本」の荷詰めである。
本棚の上段から始める。
文庫本の収まりはとてもよく、二列×二段でピッタリと隙間なく段ボール箱に入る(箱はそれを基準に出来ているのかもしれないが)。単行本や大型本などもある程度サイズは決まっているので工夫すれば重ねて段ボール内に隙間なく収めることが出来る。
ところが絵本はそういかない。
子どもたちの絵本の段に入った途端それまでのペースが狂い始める。
絵本は皆それぞれ様々な四角形・大きさで作られていて、どれを束ねてもピッタリ収まらず隙間だらけになってしまう。
「まったくなんて自由なんだ!」と、いら立ちと同時に絵本製本の型にはまらない子どもの様な奔放さに感心さえしてしまった。
本も大人向けになるにつれて形は一律になって整頓されやすくなっていくのだななどと思った。
荷物整理はまだ先が長い。
ラベル:
近況
2017年2月6日月曜日
札幌個展~小樽の古道具屋
札幌大丸百貨店2月1日~7日 8階美術画廊
個展のため札幌へ3日ほど滞在した。
札幌での個展は2009年から4回目となる。
新千歳空港到着時はマイナス12℃との機内アナウンスに驚いたが翌日からは寒さも和らいだ(と言っても依然零下)。
せっかく来たのだからと空き時間に小樽へ足を伸ばし海を見に行った。空気は冷たくどんよりとした鉛色の空で、雪国仕様でない革靴は足先からどんどん冷えていった。
駅前や目抜き通りに溢れていた外国人観光客も来ない様な埠頭横の雪に埋もれた公園まで歩き、海を一通り見た後帰りは行きとは異なる道を歩いた。途中古い建物のある通りで、「古道具屋」を目にし興味のままに入った。
店は大正時代に作られた建物の内装をそのままで、中に入ると古道具屋特有の古い匂いに包まれていた。古道具とも見方によってはごみとも言えないものがうず高く所狭しと積まれ、それらの谷間の窪みに二三箇所、石油ストーブが焚かれていた。
上手く進むのも難しいが、以前イギリスのチッピング・カムデンの古道具屋を訪れた記事にもあったように、元来そういった所が好きな自分は家漁りをしている様に珍しいものを探した。
静物画を主に描いてはいないものの、モチーフとして良さそうなものなどを選んで店主に値段を交渉する。これも面白かったりする。
小さいキャリーケースにぎりぎり詰め込んでいいものをいい値段で買ったという満足感と共に意気揚々と札幌から東京へ遥々持ち帰ってきたが、お土産でもないかさばる骨董品を見た妻は引越し前だと言うのにまた荷物を増えてしまったことに不機嫌そうであった。(土産は一応別で購入済みではある)
何を買ったかは、 いずれ描く静物画を見て想像してもらいたいと思う。
個展のため札幌へ3日ほど滞在した。
札幌での個展は2009年から4回目となる。
新千歳空港到着時はマイナス12℃との機内アナウンスに驚いたが翌日からは寒さも和らいだ(と言っても依然零下)。
せっかく来たのだからと空き時間に小樽へ足を伸ばし海を見に行った。空気は冷たくどんよりとした鉛色の空で、雪国仕様でない革靴は足先からどんどん冷えていった。
駅前や目抜き通りに溢れていた外国人観光客も来ない様な埠頭横の雪に埋もれた公園まで歩き、海を一通り見た後帰りは行きとは異なる道を歩いた。途中古い建物のある通りで、「古道具屋」を目にし興味のままに入った。
店は大正時代に作られた建物の内装をそのままで、中に入ると古道具屋特有の古い匂いに包まれていた。古道具とも見方によってはごみとも言えないものがうず高く所狭しと積まれ、それらの谷間の窪みに二三箇所、石油ストーブが焚かれていた。
上手く進むのも難しいが、以前イギリスのチッピング・カムデンの古道具屋を訪れた記事にもあったように、元来そういった所が好きな自分は家漁りをしている様に珍しいものを探した。
静物画を主に描いてはいないものの、モチーフとして良さそうなものなどを選んで店主に値段を交渉する。これも面白かったりする。
小さいキャリーケースにぎりぎり詰め込んでいいものをいい値段で買ったという満足感と共に意気揚々と札幌から東京へ遥々持ち帰ってきたが、お土産でもないかさばる骨董品を見た妻は引越し前だと言うのにまた荷物を増えてしまったことに不機嫌そうであった。(土産は一応別で購入済みではある)
何を買ったかは、 いずれ描く静物画を見て想像してもらいたいと思う。
ラベル:
個展
2017年1月8日日曜日
近作など
今年は個展に加え、自宅・アトリエの引越しの予定。
絵を主として活動を始めてからこれまで、屋外以外での制作は自宅の一室で行っていた。
しかし、年数を重ねるごとに道具が増え、更に子ども達も大きくなってきた為、徐々こにれ以上このスペースで制作することが難しいと感じて来ていた。
自分としては少し遅すぎたのかもしれないが、ようやく広い制作場所を持てる事になった。絵画関連の道具で家族に気を付けてもらうこともなく、家は家ではっきり切り替えて生活することが出来る。その点は作家によって様々だと思うが。
現在設計士の方に依頼した家の図面がほぼ決まり、基礎工事もほぼ終え、5月末の完成へと言う段階。(長野県は冬期は工事中断となる。)
家づくりは興味深く、踏み込めば踏み込むほど限りがない。「すべて任せる」と言えてしまえば楽なのだが、自分たちのこれまでの生活の反動?であれこれと理想や注文が湧いてきてしまう。
三谷幸喜の「みんなのいえ」を観て前とは異なった視点で楽しんでいる自分に気がついた。
下は昨年イタリアで描いた作品数点。今年は北方面に行きたい。
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