2015年5月29日金曜日
イゾラベッラ
Isola Bella(美しい島)と書くこの小島は本島と砂浜で繋がった珍しい地形である。江ノ島やモンサンミッシェルなど似たトンボロ地形の島ではあるが、こちらは一周300メートルあるか無いか位のこじんまりとしたもので頂上には家がポツンと立っており、島の下側には海と繋がるトンネル入口がある。
2015年5月21日木曜日
2015年5月19日火曜日
騒動
タオルミナへ移動。あるアパートを2週間近く借りる事にしていた。そしてその日の夜ベッドで予定を立てたり調べ物などしていると、白いシーツの上に小さな黒い点がピッと跳んでまた落ちたのが見えた。最初は何だか分らず、つまんで見ると赤茶色の胡麻の様な生き物が再び指から跳ねた。
実際に見るのは初めてであったが「これは蚤だ!」と直感した。跳ねて逃げ回るそれを必死で捕まえた。
恐怖が芽生えベッドを見回すと、シーツの縁からもう一匹登ってくる奴も発見。
夜遅いのでアパートの持ち主には連絡が取れずメールで言付けだけはしておいた。
その日の夜は明かりを点けながら全身の神経を張り巡らせて横になっている様な状態で過ごし、殆ど眠る事は出来なかった。
翌朝直ぐに宿主が来て、その人が持っている別の新しいプール付きの滞在施設に移る事にした。
最初の所は古めのアパートで、恐らく以前の宿泊者が持ち込んだものが卵を生み孵化したのだろう。蚤は蛹の状態で1年近く生存出来、人の気配(振動など)を感じると直ぐに出てくるらしい。そして蚊と同じ様に二酸化炭素や体温を感知して近ずいてくる様だ。血を吸われると相当痒いらしいく、感染症の恐れもあるらしい。自分は幸運にも刺されることは無かった。
この騒動で蚤につての知識を深める事になった。
先日のzeccheに続き今回の旅は吸血生物に関わる事が多い。因みにイタリア語では蚤をpluciと言う。
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Italia
2015年5月16日土曜日
コリュンベトラ庭園にて
アグリジェントの神殿群内にコリュンベトラ庭園という所がある。高台の中の窪地となっている場所で、古代には水場とされていたらしい。現在は様々な植物が植えられた植物園となっている。
描くために何度か通っていたらそこの入り口のスタッフと知り合いになり、自分の絵をウェブで見て貰うととても気にってくれいた。
あくる日、園内のスタッフが結構自分の事を知っており、描いていると 「タクミ?」と声をかけられる。通りかかった遺跡の館長やアグリジェント市長などの一行で、それぞれに紹介され挨拶されてしまった。彼らの中では"famous artist in Japan"という事になっているらしい。
自分も以前美術館にスタッフとして働いた事があったが、ここまでの気さくさと、親切さは日本では出来ないと思った。
ラベル:
Italia
シチリアの人々
イタリア全体に言える事だが、シチリアの人も皆気さくに話しかけてくれる。
草むらで描いている時、あるトラクターにのって来たおじさんが、話しかけてきた。片言で絵など見たりして話などをしていると、"zeccheに気をつけろ"と言う。ゼッケとはなんの事か、おじさんの身振り手振りによると、体にはって来て血を吸う。腫れる。熱が出る。という事は・ツツガムシのようなものかマダニの事だろう思った。後で調べるとやはりマダニであった。イタリアにもいるのか。
おじさんはひととおり話した後また4~500メートル離れた元の畑へトラクターで戻っていった。
通りかかったから話したのではなく、わざわざ絵を見に、そして話にきたのだった。
2015年5月13日水曜日
2015年5月10日日曜日
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