2013年10月29日火曜日

山籠もり

3日だけだが、白谷雲水峡付近を描くために山小屋に泊まり込んでいだ。標高は800メートル台にあり、水が豊富で苔も多く生えている場所。
苔むした巨木やツタに囲まれて過ごしていると、訪れて見るには素晴らしい場所だが、現場は決して長く滞在する場所では無いと感じる。人を棲まわせない森だった。

描いていると時折人か何かの気配を感じ振り向くのだが、鹿でもなく、何もいなかったと言う事があった。昼間から出るとは考えられないが、何かいそうな雰囲気はあった。

2013年10月25日金曜日

待機中

 歩道にいたサワガニ。他シカ、ガマガエルやタコ焼きほどの大きさのネズミなども見た。

4日目。屋久島は強い雨は過ぎた様だがまだ強風が吹きすさんでいる。今日までは宿に待機する事にした。

2日目は、まだ台風が来る前だったので縄文杉を下見しに行った。山中を画材などと一緒に歩くとどれ程か知っておく為、その日は描かないけれど持って行ってみた。雨が終始降っていた事もあり想像していたよりずっと大変だった。
実際描きに登る時は山小屋に2、3泊する予定なので往復ほど疲労は無いと思う。

山中にある巨樹はどれも風格と威厳があり、四苦八苦になり登っている自分とは別な時間で静かに佇んでいた。
これらをどう描くか。と言うより描かせて貰うと言う感じになる。樹は風景画の中でも人物画的要素があると感じる。

2013年10月22日火曜日

屋久島へ

羽田空港から鹿児島へ行き、屋久島へは船を使う事にした。最初の数日は台風で行動は出来なそうである。

近頃の屋久島がどれだけ人の手により管理されたものになっているかは分からないが、少なくともこれまで自分が描いて来た「人の手によって出来た景色」とは違う方向の題材と考えている。そのままの自然と向き合い描く事になる。これまではそう言った対象は畏れの気持ちもあり余り描かず、人の生活を何処かに感じられる景色を主に描いていた。
しかし色々描き続けていると、そう言ったものも描かない訳には行かないぞと感じるようになる。
最近大きなクスノキを近所に見付けよく描いていた。そうすると樹と言うものに魅力を感じ始めた。これも今回の旅の理由の一つ。

2013年10月14日月曜日

神代植物園



連休は天気にも恵まれていたので神代植物園へ行った。引っ越す前は近所だったがあまり訪れていなかった。バラ園は秋バラの時期で様々な品種が咲いている。まだ世に出回っていない品評段階のバラもある。ひとの目さえ気にしなければ、邪魔にならないように好きなものを描ける。ただ、光は変化するため、静物画のようには行かないと感じた。描き方は静物画と風景画を併せたようなものになるだろう。今は模索中。




2013年10月13日日曜日

広島では



宮島の浜辺。
咲太朗は広島で楽しんでいるらしい。保育園は終わった(卒業した)と思っているようだ。
まだまだである。

2013年10月12日土曜日

新規のブログ

新しいブログサイト。移動のついでに、これまでの記事をすべて分類した。

もう既に10月に入っているが、外は夏の陽気で描きに行くときも汗が出る。木々は「まだ秋ではないのかな」と紅葉のタイミングに迷っているようにも見える。

妻と息子が実家に帰っているので現在独り生活。と言っても問題があるわけではなく、里帰り出産の為。海外生活と違い、いつも誰かいる所に一人でいるとなると何か落ち着かないものである。
今月末に屋久島へ制作に行くことにした。そこから広島へ行く予定。

掲載記事

更新の際、以前アメリカから記事に載せたいと言うコンタクトがあったのを見つけた。
Lines and Colors
http://linesandcolors.com/2013/01/05/takuma-kaneko/