2011年11月27日日曜日

呼ばれる

息子は朝起きる時頃機嫌がいい。
その日も普通に朝の用意などをしていたら、突然息子に「おとうしゃん」と呼ばれた。急に呼ばれたので驚いた。もう一度呼んでもらおうと両親二人で努めたけれど一回だけのサービスだったようだ。
その後、時々気分が乗った時言う、一度「おかあさん」とも喋った。
呼ばれると不思議な気持ちになるが確かに嬉しくもある。


大根の葉っぱ遊びに興じる咲太朗。

2011年11月14日月曜日

免許更新

実際の所優良運転者であるかどうかはさておき、今回も優良免許で更新出来た。近くの警察署で出来るとの事だが、一番近い府中運転免許センターへ。ここは入った事はなかったがよく以前から通っていたのですぐに辿り着くことが出来た。更新は①番受付→②番→③・・とオリエンテーリングをやっているかのように淡々と次々に手続きを進んでいった。しかしながら、毎回同じようなビデオと講習では5年に一度でもこの手続きは面倒だと感じてしまう。フランスのように一度取ったら生涯更新なしなどと言うようになったら良いのだが、国柄「きまり事」の多い日本では到底無理だろうなと感じる。極端な言い方だけれど便利で窮屈か、不便で寛容かどちらを望むかと言う所だろう。ただ日本に住んでいると諸外国の風習に触れる機会が無いのでこれが普通の事だと思い込んでしまう。日本はおそらくかなり特殊で制度がきっちりされている国だと思う。自分にとってはいささかきっちりされすぎていて面倒だと感じてしまう事もある。

免許センターに行って来たのでこのような気持ちが大きく湧いてきてしまった。

(2017年全体の修正の最中この記事を見て思ったこと。この頃は決まり事に違和感を強く覚える「年ごろ」だったのだろう。その後国際免許なども含め数回同じ場所で申請をしていた。今はこうしてスムーズに更新できるのだったらいいんじゃないかと思っている。田舎に移住してきまり事に漬からずに生活できているからだろうか・)

2011年11月5日土曜日

りんご園



来年の企画で、林檎の木を描こうと埼玉県にある林檎農園を訪れた。入口のおじさんに理由を話したところ快く了解してくれ、林檎畑の案内をしてもらった。林檎畑と言えば近辺では長野県であろうが、今回は数少ない関東圏の林檎園(一番近い)へと向かった。
林檎の木はわい化されており、中を通る時は腰をかがめて潜り抜けることも必要だった。時折、巣作りも終わりにさしかかった大きなクモの巣に顔を引っかけてしまい、背筋が凍る思いもした。
林檎の実は寒冷地ほどではないものの赤く色づいており林檎の良いにおいが漂っていた。林檎狩りに来たのではないのでつまんで食べることは出来なかったが、終了後おじさんに木になっている林檎をいくつかもいでもらい、昔ながらと言うか柿を取って食べるときのように、ズボンに擦りつけて拭きかじりついた。採れたての新鮮な林檎はみもしっかりしていてとても美味しかった。
来年花の季節になったら再び林檎畑を描きに行こうと思っている。

最近は秋らしからぬ温かさが続いているが、日が陰るとやはり冷え込みを感じる。秋来ぬと・という詩のように。