2008年10月24日金曜日

散策

これまで今月30日からやる「たまプラーザ東急」の展示のため数点描制作。一昨日どうにか発送出来た。自分の現時点での活動報告と言う感じになる。 もし近くに寄る事があったら御覧下さい。これが済んでもまだ作るべき作品数があり、ペースを上げなければいけない。

な ので新しい場所に移ったのに近所の散策はあまりはかどっていない。先日やっと、画材を買うために自転車で家から吉祥寺駅のユザワヤまで行った。距離的にそ れほど遠くなく、30分以内で着くことが出来た。但し、駅の付近には自転車を停める場所が殆どなく、歩道は自転車がまるで血管に溜まるコレステロールの様に通路を狭くし、通行の流れを悪くしている。昔は「邪魔だな」と思いながら歩いていたが、自転車を乗る者になって停める場所の少なさにその理由を知った。

2008年10月12日日曜日

引越し後

大分更新していないので書く。
転居した当時大量にあり、もめていた自分の荷物も今はほぼ片付いた。
十月初め、長野県の上高地へ五日ほど絵 を描きに行った。個展が松本なので信州の絵を描こうということでの旅。「嘉門次小屋」という明神岳ふもとの山小屋で寝泊りしていた。出来たのは1800年 代と言う相当年季のある所。囲炉裏もあった。朝は六時半朝食、自家発電により夜九時には消灯(停電)。朝まで電気は使えず、携帯の電波も届かない場所で あった。そのような所で数日過ごすと段々自分の中にある自然の部分が蘇って来る感じがした。但し、上高地のバスターミナルに行くと携帯電話も通じてしま い、観光客、中国のツアー団体等で溢れかえっていた。昔の仕事の経験からか、何故か中華系の団体を見ると妙に反応してしまう体質がまだ残っている。
紅葉には少し早かった。目の前ある3000メートル位の山々を見ていると登ってみたくなる気持ちが出てきそうであったが、今回は絵を描くために来ているので抑えていた。小屋は登山者の中継地点でもあり、山に登らない自分は少し悔しいような気分でもあった。

調布(住所は三鷹)の家に戻ると、新たに絵の仕事が入り旅のスケッチをそのままに新しい作品を急ぎで仕上げることとなった。生活のリズムと言うか、描く姿勢を徐々に整えていこうとしているこの頃。