2013年5月25日土曜日

晴れ時々雨





左側の空から曇り空がやって来ている。
予報は「晴れ時々雨。雨か晴れかそれとも曇りか、どれもあるよ」と言うような物がこの所ずっと続いている。実際そう言う天気。
天気の変化は同じ景色でもその姿を大きく変化させる。それも一瞬を撮る写真と異なる絵の特徴と言えるが、中々まだ自分の技量では上手く取り込むことが難しい。道具で言えば、天気の変化が早いときは少ない筆数で対応出来る小さめのキャンバスに描くのが良いとは思っている。

運転

 
 

慣れない左ハンドル絵の運転はいつも以上に注意が必要だ。ハンドルが逆と言うことはウインカー、ワイパーの位置も逆。
なので最初は無意識にウインカーを出そうとしてワイパーを作動させてしまったり、対向車に合図のパッシングを出そうとしてワイパーの水を勢いよくフロントガラスに出したりしている、きっと相手のイタリアの人ドライバーには「一体この車を運転している人間は何を考えているのだろうか?」と思われているだろう。

とは言え、これでも安全運転には十分気をつけているつもりである。

マルモレ



マルモレの滝は紀元前3世紀ローマ帝国時代によって作られ、ヨーロッパで一番落差の大きい滝と言われている。今回は滝を描いてみようと訪れた。今は海や湖、川、滝など様々な水の姿の風景を描きたいと思っている。


18世紀に描かれたマルモレの滝。この頃と今で何が変わったか。多分当時と一番変わったのは入場料が8ユーロするようになったことだろう。
事前にインターネットで調べてた記事の倍の値段になっていたのには驚いた。
21世紀のマルモレの滝。上の絵は反対側の山の上から見たものだと分かった。

2013年5月21日火曜日

Lago di Piedilco



ウンブリア地方のテルニと言う所の近くに滞在中。そこにある湖の岸辺からの眺めを描いているところ。途中隣に釣りをする親子が現れた。イワナの様な魚が釣れていた。

先週から週間天気予報は全て晴れ時々雨。実際日によって晴れたり、曇ったり、時々雨が降ったりしているが、その日になってみいと全く分からなく予報はあまりあてになっていない。

2013年5月10日金曜日



滞在3日目

 
 

現在フィレンツェ3日目。
今週末にかけて天気が良くない様子。

個展などで「何故イタリアなのか」と聞かれることがたまにある。風景を描く自分にとって今イタリアの景色に光と空気感の魅力を再確認させられている。言葉で語り尽くせず、絵にもすべてを描き尽くすことすら出来ない(必要はないけれど)ものを目の当たりにすることで、自分の中に風景の魅力を蓄えていっている。行く度に絵に関する新しい発見や考察も、日本にいる時には無い早さで増えていく。
と、個展会場で上手に説明出来ればかっこ良いが、実際は「イタリアの田舎の方が好きなので、」で済ませてしまっている。これも嘘ではない。

フィレンツェで行きつけの画材やでled white(シルバーホワイト)を念のため買い足そうと思ったら、ヨーロッパでは鉛顔料の絵の具は販売禁止になって置けなくなったと言われた。