昨日は曇り後雨だった。ウンブリア州の気候は日本と似ていて緑も多い。
絵は一日に多いとき四枚描いている。毎年こうして集中的に描いていると、ある時から絵がどうしても腑に落ちなくなってくる。そうなると辛いけれど解決するまで続けるしかない。6月からの授業で何か手掛かりをつかめればと思っている。
ここでは時々道や庭先でまで牛に出会い、目が合うと巨体に似合わず素早くある箇所の隙間から柵内へくぐり抜け逃げていく。
柵の中には沢山いるのだが、いつも二頭が外に出ている。飼い主が見つけると「エイヤー!」と言って柵内へ追いやる。柵の意味が無いではないかと思うのだが、出てくるのはいつも二頭だけ。外の良さを知ってしまっているようだ。