2010年4月13日火曜日

変わり目

梨木香歩の「家守綺譚(いえもりきたん)」と言う小説は、時々ページをめくると息抜きになる好きな本の一つ。季節が感じられるのがいい。

今日は暖かい一日だった。夕方になるといち早く“クビキリギス”が「ジーーーーー(鳴き声mp3)」と元気よく鳴き始めた。こういう時は外に出ると草木が活動を始めるにおいがするので好きだ。
歩いていて野川沿い電灯の脇を通ったとき、塀にはり付いているヤモリを発見。取り敢えず捕まえて持ち帰った。
「家守」というくらいだから、家を守ってくれるありがたい生き物なのだが、妻は絶叫。予想通り即退場となってしまった。よく見れば小さくておとなしいのだが、

明日はまた気温が低くなるようなので、勇み足で出てきた虫やヤモリ達もまたもとのねぐらに戻り、もう少し待つことになりそうである。
因みに「家守綺譚」はヤモリの話ではない。