2012年5月18日金曜日

シエナ

既に一週間近く経ち、こちらでの制作も慣れてきた。現在シエナの郊外の農家の宿に滞在している。以前この近くで描いていた時に知り合った人がやっている宿で今年初めて泊まらせてもらった。素晴らしい景色を目にしてひたすら描き続けている。








屋外イーゼルはこれまで色々な種類を使って試してきた。、今回は軽量で安定していて、かつ丈夫なカメラ用カーボン製三脚を改造したものを使用している。海外などで大きさや重さが制限される場合には大変良い。






筆は豚毛と、細い部分などを描くには俵屋工房と言うところの熊野筆を使い分けて使用している。風景画においても穂先のまとまったコシのあるこの細筆は重宝していると言うより無くてはならない物。

描いていると猫がチャオではなくニャオと言ってと言ってじゃれてくる。