2010年3月24日水曜日

プロセス

未だ仕上がってはいないが、改めて見直すために描いていくプロセスを記録した。普通は完成の作品を見てあれこれ考えることが多いので、途中段階をみてこうしたほうがよかったなと後で見直すのもいいかも知れない。

ローアンバーでスケッチを元に明暗の下描きをしていく途中。








空と木。

そして地面へ。

画面の安定などを見て影などの形を再び修正。

これより完成へと進んでいく。

2010年3月20日土曜日

昨年の桜

昨年取材した桜の制作風景が「一枚の繪」四月号に掲載。今年の桜を描いて掲載では間に合わないので一年越しの取り組みになっている。一年前の自分の作品以降現在まで、その間絵画はに目に見えるところや考え等、色々な面で変化している。
あまり分かりやすい例えではないかもしれないが、一光年離れたところから届いた星の光を今見たと言う感じ。

2010年3月4日木曜日

だるま

息抜きに近所の深大寺へ。この日は毎年恒例の「だるま市」というものがやっていたので行った。平日であるにもかかわらず結構な人が来ていて、露店が並び、境内にはだるま屋が軒を連ねて大小のだるま達がゴロゴロしていた。天気がパッとしていないここのところだが、付近は活気があった。








一角に、目を入れ終わっただるまを納める(回収する)場所があり、いろんな人が目を入れて何かを達成しただるまをそこに納めていった。5、60cmもあるものを納めるひとは気持ちがいいものだろうなと横から眺めて思った。
ある程度の量集まると、係りの人が棒で一掃し、「ゴロゴロゴロー」と坂になっている奥へと転がっていく。面白い光景だった。

すき間から見えた「達成の溜り場」。


この日は深大寺に停まるバスが「だるま仕様」になっていた。

2010年3月2日火曜日

近況

先日ぎりぎりで締め切りのある作品をダンボールで梱包しクロネコヤマトの「翌日午前着」で送った。
三点送ったのだが、そのうち一点が新しい試みの最中の描き方ということもあって時間がかかり悩んだ。

もう出してしまったので「ああすれば良かった」と後悔しているより次の作品にその考えを反映さようと思う。
作品は実際掛けた時間より上手く画面と向き合えた(良い表現が出来た)時間の方が大切なので、良い状態のときはあっという間に全体のイメージを掴めて完成に近づけることも出来る。そうでないときはキャンバスから離れている時間が多くなっている。


引き続き次回展示案内用の作品を制作中。いいものを作りたい。