2013年7月9日火曜日

ニューヨーク



ニューヨーク市はメトロポリタン美術館に行くことを目的にして滞在を取った。三泊するので中二日は午前中〜夕方近くまで、出ては入って・を繰り返していた。セントラルパークに面しているため、休む時は外の露店でホットドックなどを買い、公園で食べながら気分転換した。しかし日中は暑かった。
美術館は勿論全てをじっくり見るのは無理なので、目的の展示室を何度も回っていた。それだけでも十分見応えがあある大きさ。人の密度も日本に来るフェルメールの企画展などの時ほど無いので、好きなだけ時間を掛けて、近づいてじっくり見て考えることができた。写真も殆どの場所で撮れる。しかし中には殆ど実物を見ず、写真だけ撮って立ち去ってしまう人もいる。写真資料など今やインターネットなどで見られるのに、実物を見ようとしないのは何なのだろうと考えてしまう。

色々見過ぎて帰る頃には頭がフラフラになっていた。
今回、風景画そして人物画の魅力を再確認した。そして過去の巨匠達には「センス」があり、二番煎じでない自身の画風を皆展開していることも、並んだ所蔵品の数々を通して見て改めて感じた。