2013年5月10日金曜日

滞在3日目

 
 

現在フィレンツェ3日目。
今週末にかけて天気が良くない様子。

個展などで「何故イタリアなのか」と聞かれることがたまにある。風景を描く自分にとって今イタリアの景色に光と空気感の魅力を再確認させられている。言葉で語り尽くせず、絵にもすべてを描き尽くすことすら出来ない(必要はないけれど)ものを目の当たりにすることで、自分の中に風景の魅力を蓄えていっている。行く度に絵に関する新しい発見や考察も、日本にいる時には無い早さで増えていく。
と、個展会場で上手に説明出来ればかっこ良いが、実際は「イタリアの田舎の方が好きなので、」で済ませてしまっている。これも嘘ではない。

フィレンツェで行きつけの画材やでled white(シルバーホワイト)を念のため買い足そうと思ったら、ヨーロッパでは鉛顔料の絵の具は販売禁止になって置けなくなったと言われた。