2011年5月10日火曜日

ロシア領事館

 
今日は、台風が来る前のようで蒸し暑く、午後はザワザワとする空気だった。

六本木のロシア領事館へビザをもらうために行った。歩いていると汗が出てくる暑さ。
なぜロシアかというのは、来月イタリアへ再び行く予定で、乗り継ぎの時にモスクワを経由するので数日滞在しようと考えたため。ロシア入国はビザが必要。
自分でやると手続きは手間だが、芸術・美術が豊富にある国なので、短い滞在でもプーシキン美術館トレチャコフ美術館などには行ってみる価値があると思った。

領事館表通りには警察官が20メートルおきに立っていた。
狭い入り口を入り、ビザ関係の受け付け室へ行く。中は広くはなかったが、自分を含めてロシアへ渡航する為に来た人が沢山おり、整理券を取って待つというシステムになっていた。整理券の機械は36番と表示されていたが、券の紙が出ておらず調べていると、隣に居たロシア人らしい若い女性の人にすっと「82」と手書きで書かれた整理券を渡された。
どれくらい待てばいいのか、ここは日本でありながら日本ではないと思ったので、普段なら外に出て時間を潰したりしようと思うが、飛ばされたり、時間で受け付け終了などされたりすると面倒なので念のため待つことにした。
かなり待つことになったが、やはり、実際に手続きを行った人は番号ほどおらず、次々と自分の番号に近づいて行った。60番代などは機械の故障かで一人もいなかった。

手続きは分厚いガラス越しに居る、日本語の話せる若い青年のロシア人係員に書類を渡し、引換券を貰って終りであった。二週間後に渡されるので再び行くことになる。

どう言う国なのか、過去のロシア作家が描いた様な西ヨーロッパとはまた違ったイメージを持ってはいるけれど、実際はどうなのか見てみたい。


明日は個展初日である。