2008年9月19日金曜日

リサイクル

引越しの日が近づいてきて部屋が少しずつ越してきた時の状態に戻っていく。絵を描く畳の部屋は今までダンボールを敷いて描いていたのだが、剥がすと下まで シミがいっており、襖には穴、そして天井は雨漏りのシミの痕、と退去後の修理は大掛かりになるだろう。木造の日本家屋は気密性がないが、その分それが外と 多少でも繋がっている感じがしてよかった。

使わない家具家電はリサイクル業者に買取に来てもらったのだが、テレビの処分費と相殺で全て無 料の引き取りとなっていた。昔、アメリカの大学では年度が終わり、寮を移る時期になる度、各寮の裏の廃棄物コンテナが家具等で満杯になり、全てゴミとなり 処分されていた。そして近くの量販店(WALL-MART)では次の学生のために同じものを大量に販売している。物が溢れている日本以上に大量生産大量消 費だと感じていたのを覚えている。石油製品は作って型が古くなりゴミになって、また作ってゴミになって‥の繰り返しである。木製のものはあまり型というも のはなく、比較的長く使え使うほどに味わいが出るものが多い。